今回は〜ゴルフ以外で手に職を持つ男対決〜寺西明 VS 山添昌良をお届け。社会人になってから仕事の付き合いで30歳からゴルフを始めた寺西明プロ。パブリック選手権など競技ゴルフに挑戦しつつも、当時はたまに70台も出るものの平均すれば90台の普通のゴルファーだったが、一念発起してプロテストを受験したのが15年、49歳の時。見事8位で合格し、16年シニアツアー最終予選会で6位となり念願のプロとしてシニアツアーに参戦。自ら立ち上げた会社を経営しながらも見事に2足の草鞋を履きこなし、17年、最終戦のいわさき白露シニアで初優勝。18年にはISPS・HANDA CUP・フィランスロピーシニアトーナメントで2勝目、今シーズンは、9月末に行われたYUKO GROUP PRESENTS 第5回セヴンヒルズカップKBCシニアオープンで3勝目を挙げ、トップ10に5試合、賞金ランク10位に付けている。 一方の山添昌良プロは、レギュラーツアーでは未勝利だが、昨年、シニアツアーに参戦して5戦目の開幕戦・金秀シニア沖縄オープンでツアー初優勝を挙げると、この年の自身3試合目・すまいーだカップで早々に2勝目をマーク。賞金ランキング8位でシード権を獲得した。 今シーズンは、すまいーだカップで連覇するなど、ここまで優勝を含めトップ10に3度入り、シニアオープンでも13位タイ、賞金ランキングは8位に付けている。 試合以外の時は、表参道にある「PEARLY GATES THE GREEN GOLF STORE」で店員を務め、地下のスタジオでレッスンも行うなど忙しい日々を過ごしている。