プロによる1対1の真剣勝負をお届けする「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」。5月は小鯛竜也と星野陸也のチーム石川遼対決。 1990年生まれの小鯛は、5歳からゴルフを始め、父親が自宅に作った小さな練習場で腕を磨いた。07年、17歳でプロ転向。だが、出場権をつかめず、ツアーデビューしたのは4年後の2011年。初めての予選通過は、さらに4年後の15年ミズノオープンという苦労人。17年マイナビABCチャンピオンシップでプロ転向11年目にして、悲願のツアー初優勝を果たした。初めてシード選手として臨んだ18年は、22試合に出場し、トップ10が3回、賞金ランク62位でシード権獲得。 1996年生まれの星野は、6歳からゴルフを始め、日本大学を2年で中退し、2016年プロ転向。QT1位で挑んだ17年は、シーズン開幕のアジアシリーズで2試合連続トップ10入り。チャレンジツアー開幕戦を早くも制しプロ初勝利を挙げた。 東建ホームメイトカップでは初日に単独首位発進、中日クラウンズでは青木功、尾崎将司と同組となり話題を呼んだ。フル参戦1年目で見事シード権を獲得。18年は、フジサンケイクラシックで富士桜CCでの大会新記録16アンダー、2位に5打差をつける圧勝でレギュラーツアー初優勝を果たした。昨シーズンは、23試合に出場し、トップ10が部門2位の9試合など賞金ランクは7位に躍進。最優秀新人賞を獲得。海外メジャー・全米オープンにも出場し大きな経験を積んだ。