
2年に1度行われる米国選抜と欧州選抜による対抗戦。2020年開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、1年越しで米国ウィスコンシン州・ウィスリングストレイツに世界トップレベルのゴルファーたちが集結する。大会の起源は1927年、英国の大富豪サムエル・ライダーが提唱し「米国vs英国」の対抗戦として開催されたのが始まり。賞金は一切ないが、この大会に選ばれ出場することがゴルファーにとって最高の名誉とされ、米国や欧州の一大スポーツイベントのひとつとされている。国の威信や誇りを背負った選手たちが魅せる3日間の戦いは、普段のトーナメントとは全く違う感情むき出しの情熱的なもので、まるでサッカーの試合のような観客の大歓声も見どころのひとつだ。ゲームはフォアサム形式とフォーボール形式のダブルスマッチプレーとシングルスマッチプレーのフォーマットが採用され、ゲームごとにポイントが付与される。2018年大会はフランスのル・ゴルフ・ナショナルで開催され、欧州選抜が17.5対10.5で2大会ぶりに勝利した。今年の開催コースであるウィスリングストレイツは、1998年に開場したピート・ダイ設計のリンクススタイルコースで、過去3度全米プロゴルフ選手権が開催されている。 【大会概要】 ■開催日:9/24(金)~9/26(日) ■場所:ウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州) ■2018年大会:欧州選抜