フルフィールドで行われる2021年の初戦がいよいよ今週開幕。1983年に青木功が日本勢として初めてPGAツアー優勝を成し遂げた今大会。例年、日本からの出場選手も多く、日本勢2勝目に向けた期待値は高い。そんな今大会の開幕を控え、まずは過去の激闘を振り返っておこう。(優勝:ジャスティン・トーマス) 【PREVIEW】 最終日、2位に5打差をつける独走態勢でスタートしたジャスティン・トーマス。前週の「SBSトーナメント オブ チャンピオンズ」を制し、さらに初日から首位を快走するトーマスに対して、周囲の「きっと止まるはず」という淡い期待を抱くもこれを一蹴。それまでの3日間と同様に着実にスコアを伸ばし続けたトーマスは、「65」の好スコアでホールアウト。4日間の合計スコア「253」はPGAツアーの72ホール最少ストロークをマークし、ハワイの地で2連勝を挙げた。一方、最終日の巻き返しを図った松山英樹は、5バーディを奪うもスコアは「69」に留まり、27位タイで終わった。