

○ドリルの概要 第3打でグリーンを確実にとらえるアプローチ ○ドリル詳細 ・ピンまで70ヤードくらいの距離からしっかりグリーンオンさせる。ピッチングウェッジで届かないかもしれないと思うと、8番、9番を使うことがある。それはひとつの方法だが8番、9番を使うということは、オーバーしてしまう危険性がある。どんなにあたっても、ピンのところまでしかいかないクラブを選択するべき。つまり、ピッチングウェッジでしっかりグリーンにオンさせる打ち方を習得しておく。 ・スライスになるような当たり方をしているとグリーンに届かない。飛距離アップのときにやったように、右足かかと線上にボールを置く方法をとるとよい。 ・たとえば、1センチの穴に1センチの軸を入れようとすると、入らない。軸を0.2ミリ程度小さくするか、穴を0.2ミリ程度大きくするか。その幅を持たせること、すなわち公差(=機械工学における許容される差)をゴルフでも使っていくとよい。 ・まず、ショートさせない、ということを考えて打つ。グリーンのセンターから、少しフックがかかるようにして、ピッチングウェッジで届かせるように打つ。 ・ボールは右足のつま先の前に置く。つま先とつま先のラインがピンにむいていてOK。ハンドファーストの状態で、フェースが右に向いているので、手をゆるめる。フェースがターゲットに向いている状態で握る。テークバックで、クラブはインサイドから入れられるようになる。 ・フェースが開いていると、高さは出るが、距離は出ない。フェースを閉じるため、まずボールを右足の前において、ハンドファーストを作り、シャフトごと傾ける。すると、自然に距離が出て、ピンに届くようになる。高く上げるのではなく、右足の前にボールを置いて、かぶせて打ったほうが、距離が出やすい。 ・思い切ってテークバックをとってよい。アプローチでラクに距離が出せるようになる。 ・歳を重ねて距離が出なくなってきたときに、力不足やカラダのかたさを理由にしてしまいがちだが、そうではなく、技術的な問題であるととらえ、修正していくとよい。