

○ドリルの概要 特にシニアゴルファーにおすすめしたい飛距離を伸ばすメソッドをご紹介します。 ○ドリル詳細 ・82歳になる志生野さんがエージシュートを目指す。エージシュートは飛距離が出ないと難しい。 ・ファイブハンドレッドクラブの8番ホールは難易度の高い谷越えで有名。志生野さんはここを超えるのが長年の夢。 ・スライスが出てしまうとボールが弱くなる。ボールを左かかと線上に置くと、クラブヘッドが左に抜けるところで当たりやすい。その結果、左にひっかかるボールのを嫌がってフェースを右に向けて、スライスが出てしまう。 ・そこで、ボールを右かかと線上に置く。最近のクラブは、スライスが出るゴルファーが多いことからフックが出やすい設計になっている。右かかと線上にボールを置いて打つだけで、ボールは右に飛ぶ。これではフェアウェイに行かないので、フェースを左に向けて打つ。そうすると、右に飛び出して、左に曲がる強いボールが打てる。 ・この打ち方をすると、同じヘッドスピードであっても、強いフックボールとなり距離が出せる。ボールのコントロールができるようになる。 ・打つときに手が前に出てしまうと、フェースは右を向いてしまう。打とうとして、意識が手に向かってしまうが、そうすると、下半身が前に行ったり、振り遅れたりするので、右ひじの力をぬいて打つとよい。こうするだけで、20ヤードくらい伸びる。 ・真正面から見れば、ハンドファーストになっているが、ゴルファーの右側から見ると、左かかと線上にボールを置いていることがわかる。つまり、右を向いて左かかと線上にボールを置くのと同じことが起きている。 ・右かかと線上にボールを置くことが変なことだと思わずに、理にかなったことだと思って練習するとよい。 ・フェースを左に向けると、右からのフックが確実に打てるようになり、飛距離アップが可能となる。