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松山英樹メジャー制覇なるか!?
全米オープンゴルフ選手権 完全生中継!!
「世界で最も厳しいゴルフの試練」、全米オープンが今年も開幕する。昨年大会では、松山英樹が最終日「66」と首位に迫る猛追を 見せ、2位タイでフィニッシュ。今年こそ日本人初のメジャー制覇を狙う!
  • 杉ちゃんが行く!fromシャインコックヒルズ杉ちゃんが行く!fromシャインコックヒルズ
    21歳で横田真一プロの専属キャディとなり、2002年からプロキャディとして丸山茂樹プロと契約し渡米。2011年から宮里優作プロと契約し、2013年日本シリーズでの初優勝をサポートと、プロキャディとして活躍。また、ゴルフネットワークでは、中継解説者、現地レポーターや番組MC等としても活躍中!
    杉ちゃん
シネコックヒルズ攻略ポイントー
ショートゲームのバリエーションが鍵になると思います。
練習ラウンドで多くの選手が、転がしたり、上げたり、クラブもサンドウェッジ、ハイブリッド、4Iなどの幅広い選択をし、状況に応じてバリエーションをどれだけ使えるかという事を重点的に練習していました。
このコースのグリーンは、1つのミスがダブルボギーになる可能性が高い砲台グリーンで、こぼれると20~30ヤード転がってしまう。さらにフェアウェイにこぼれると粘っこい逆目のウィンターライが待ち受けていて、このライはちょっと入りが悪いとすぐに突っ掛かってしまうので、それをどう対処するか、どう寄せ切るかがポイントになります。
例えば手前から打って戻ってきちゃったり、強く入って逆サイドに転がり落ちちゃうと、また難しいアプローチになりダブルボギーになる。そういった傷口を少しでも小さいうちに対処できるかが大切で、やはりショートゲームのバリエーションが大事になってきます。
各選手たちが、グリーン周りの練習に多くの時間を使い余念がなかった事を見て、改めて簡単には乗らないグリーンなんだなと感じました。
予選Rの組み合わせについてー
どこもかしこも注目ではありますが、午前中でいえば「8:02(21:02)スタート - R・マキロイ、J・スピース、P・ミケルソン組」。マキロイ、スピース共に調子が良さそうですし、ミケルソンは練習ラウンドをいつも以上に入念にやっていて、他の選手よりも明らかに気持ちが入っていると思います。普段であれば、ピン位置の想定をキャディさんに任せて練習するんですが、今回は自分でピン位置を想定し、集中してアプローチの練習をする等、仕上がりが良いです。
「7:40(20:40) - B・ワトソン、J・デイ、B・ケプカ組」も注目です。デイはショットの練習に時間を掛けていました。かなり多くのボールを打っていたので、絶好調ではないかもしれませんが、上がり調子なのかもしれません。
また、「7:51(20:51) - T・ハットン、D・ウィレット、I・ポールター」は全員イングランド勢。対抗して「13:14(2:14) - S・ガルシア、J・ラーム、R・カブレラベロ」の全員スペイン勢。こういう仲の良い人同士で組になる場合は、3人揃って良いという事がなく、1人がダメになり1人がビッグスコアを出すというのは、ゴルフあるあるです(笑)
「13:47(2:47) - J・トーマス、D・ジョンソン、T・ウッズ」組みも注目ですね。
J・トーマスは練習ラウンドの様子から「初日から飛ばしていく」という勢いが見えました。D・ジョンソンは先週勝っていますし、T・ウッズは逆にそこまでシビアになっている様子は無いので、J・トーマスとは対照的にリラックスしたムードで回っていきそうです。
優勝予想ー
水曜日は雨でしたので、木曜の午前中はグリーンが止まると思います。なので、午前中組はスタートダッシュが見込めるのではと思います。となると、R・マキロイ、J・スピース、P・ミケルソン組や松山英樹、M・リーシュマン、R・ファウラー組、B・ワトソン、J・デイ、B・ケプカ組、W・ヘイゼン、J・ウォーカー、J・ローズ組あたりから出て来るんじゃないかと思います。
初日のみどころー
やはり11時間放送という点です。長いですが、この11時間をしっかり見ていただければ、コースを熟知していただけると思います。コースを知った上で2日目・決勝ラウンドを見ていただくと、より一層このシネコックヒルズが面白くなるはずです。
是非、11時間しっかり見てコースを覚えてください!2日目以降がもっともっと楽しくなりますよ!
全米オープン 1日目6月14日(木)午後9:30~翌午前8:30
初日を振り返ってー
天気予報にはなかった強風が吹いた事がポイントとなりました。風向きも練習ラウンドとは違う方向だったので、選手たちに戸惑いもあったと思います。
グリーンについては、風で一気に乾いたというのもありますが、それで凄く早くなったという事もなく、どちらかというと、カップの位置が傾斜に切られていた事が難しかったのではないでしょうか。
また、初日の特徴としては、期待されている選手がオーバーパーを打ってしまったという点があると思います。意気込みが強く、最高の準備をして来た選手ほど、結果厳しいスコアになっていて、カウンターパンチを喰らった様な感じで、非常にショックは大きいと思います。
例えば、フィル・ミケルソンがトップしてしまうとか、ジャスティン・トーマスがダフったりするとか、普段見ない様なミスが起きている。しかし、これはゴルフの状態が悪いわけではなく、良い流れが掴めていないのではと思います。ミケルソンはフェアウェイキープ率もパーオン率も高い。なのに、スコアが崩れてしまうというのは、このコースの難しさもありますが、空回り的な部分もあったと思うので、2日目は逆に冷静にプレーができれば、十分巻き返すチャンスがあると思います。
特に厳しかったホールはー
セカンドショットが打ち上げになり、後ろからフォローの風が吹く。まず9Hでボールがフォローの風に乗ってしまい落ちてこない経験をする。すると次の10Hも同じ様なロケーションなので、オーバーしなくないという思いが働き、今度はショートしてしまい手前に50ヤード近く戻って来てしまいます。この9番、10番は厳しかったと思います。
カットライン際での攻防ー
天候次第だと思いますが、風が止んでいたとしてもOVERパーを打っている選手は盛り返していくのもなかなか難しいと重いうので、8オーバーあたりになるのかなと思っています。
そのあたりのスコアで回っている選手達が、カットラインを意識しながら上位を狙っていくといところを注目して欲しいと思います。
ナイス我慢!今日の松山英樹選手ー
ボギーを打っても表情が変わることはなく「これが全米オープンだ」と理解してプレーしていた様に思いました。PGAツアーのレギュラートーナメントとは違う全米オープンならではの戦い方を知っているという印象です。また、ゴルフの状態が悪くてオーバーパーを打ってしまっていたら苦しいと思いますが、ゴルフの状態が悪いわけではないですし、良い流れをつかめれば上位に上がってくると思います。そういった点で言うと、今日の初日は前半7ホールで4オーバーしましたが、残り11ホールは1オーバーで我慢できています。これはアプローチでパーセーブしているというところに凄さがあり、2日目に向けて良い流れが出来ている様にも思えますので、この良い流れが加速され、爆発的な勢いになることを期待しています。
ポイントはパッティングで、午後のグリーンが荒れだした時にどう対処するのかというところも注目したいです。
スギちゃん解説
杉澤伸章のポイントホール動画解説!動画でポイントとなるホールを詳しくご紹介!
これを見れば、より中継が楽しめる!
コンディションが刻々と変わるシネコックヒルズー
午前中は雨・風・霧と、まるで全英オープンの様で大変さがありましたが、グリーン自体は雨のお陰で止まってくれたので、大叩きする選手は少なかったと思います。ただ、その分グリーンスピードが遅くなったので、そこに戸惑う選手もいましたね。その後、天候も回復したので、午後組は比較的おだやかなコンディションの中でプレーできたのではないかと思います。
結果、スタートタイムでコースコンディションの差がありましたが、大会初日も午前中は強い風で、午後は風も落ち着き穏やかな中でプレーできていたので、選手たちにとっては、予選ラウンド2日間のトータルでみると、コースコンディションはバランスの取れた2日間だったと思います。
とは言え、風が無く穏やかな天候であったとしても、そもそも難しいコースなので、スコアを伸ばすのは本当に大変なんですけどね。
松山選手は戦い方を知っているー
今日の松山選手は、かなりショットの調子が良かったんですよ。なので、僕たち応援している側は「ナイスセーブ!ナイス我慢!」というような声を掛けるんですが、もしかしたら本人はもっと伸ばしたかったと思っているかもしれないです。実際、スコアを伸ばせるチャンスもあったので、その辺が本人の中ではまだ不完全燃焼なんじゃないかと思います。
ただ、何故そういうゴルフになっかたと言うと、攻めたいけどまずは予選を通らなければならないと言う点で葛藤があったと思うんです。しっかりグリーンセンターにボールを運んでパーオンさせて、距離があってもバーディパットを打つと言うセーフティな流れを作っていたと思います。そう言うところに、松山選手の頭脳プレーを見た気がします。
状況としては、午後になって風もなくグリーンも止まるとなれば、もっとガンガン行きたくなるところですが、冷静にしっかりリスクマネジメントし、常にグリーンセンターからゴルフを作っていました。「メジャーの2日目の戦い方」をしていたんだと思います。こう言う状況判断、客観的に見る力というのは松山選手のゴルフ全般の強みだと思います。
3日目に向けてのポイントー
現状、松山選手のグリーンスピードのイメージと、実際のグリーンスピードがずれていて、その分パッティングが決め切れていない部分がありましたが、グリーンが乾いてもうちょっとスピードが上がってくれば、見た目のイメージと合致してくると思うので、パッティングも良くなってくると思います。
ショットに関しては、何にも変える必要はなく良い感じできているので、自分を信じてやるだけだと思います。
大会3日目のみどころー
予選ラウンドとは違い、優勝を狙って攻めたギャンブルショットを打ってくると思うので、そういうところもハラハラドキドキしながら一緒に見れると面白いと思います!

全ラウンドLIVE 配信
全米オープン 3日目 LIVE配信!こんや午後11:00~翌午前8:30
ことごとく外れるショートパットー
まずはホールロケーションがお山のてっぺんに切ってあるので、そもそも打ち辛い。この「打ち辛い」と言うのがポイントで、打ち辛いという事は、距離感を合わせてアジャストしていくと、少し弱いタッチになっていくんです。そして、グリーンがポアナ芝でボールが跳ねやすい状況なので、その弱いタッチだとボールの軌道に物凄く影響してしまうんです。逆にそれを考えて、強めのタッチで行けば芝の影響をあまり受けずに前に真っ直ぐ行くんですが、カップを外してしまうとグリーンの傾斜に乗って同じ距離を離れてしまうというところに、難しさがありました。
グリーンがただ跳ねるから難しいわけではなく、跳ねる状況にもかかわらず強く打つことが出来ない。しかも午後組は、グリーンが乾いて早くなっていたので、余計に打ち辛くパットが入らないシーンが多かったんだと思います。
今日の松山選手 流れが変わる狭間でー
松山選手より先にスタートしていたT・フィナウやD・バーガーが伸ばしているのも知っていましたし、その他の選手もアンダーパーで回っていたので、今日はムービングデーだと認識し、伸ばさなければならないという状況の中でスタートして行きました。なので、2番・3番と攻めて行き、なかなかバーディが取れませんでしたが3番はナイスパーでしたし、とても良いゴルフをしていました。
しかし、ちょうど全体のプレーの流れが大きく変わる狭間にいて、「攻めなければ行けない」のか「我慢しなければならない」のか、どちらなのかと思っているところで、ハーフターンする頃に急に風の向きや強さが変わり、グリーンが乾き、ポアナ芝が伸びてボールが跳ね出し、一気に我慢大会のゴルフに変わってしまったんです。それにアジャストするのに戸惑いを感じていたかもしれません。
ホールアウト後のインタビューで松山選手は、コースや状況のせいにする事なく、どんな状況であれ対応できなかった自分に対する反省を語っていて、自身のゴルフへの真摯な思いを感じました。「あんなの無理ですよ!」と言い出したらキリがないですが、それをぐっと堪えて、そんな状況にも対応してこそ自分のゴルフだと考えているところが、今後の松山選手の活躍に必ずつながると信じています。
明日の最終日に向けては、ショットの状態やパッティングの状態は良く、ただ噛み合ってないだけなので、そういう意味では今は試練の時だと本人も腹を決めていると思います。明日は、コースへのリベンジを期待しつつ、ひたむきに頑張る松山選手を応援しましょう!
全ラウンドLIVE 配信
全米オープン 最終日 配信中!松山選手、シネコックにリベンジ「66」をマーク!見逃し配信中!
今日の松山選手 1打1打にベストを尽くす姿ー
今日も自身のショットに対して新しいことに挑戦していた松山選手。この難しいコース状況でも、そういった事にトライしているという事に、松山選手の飽くなき探究心というものを改めて感じました。きっと松山選手の中では、現状のプレーでは対応しきれなかった部分があったという反省に対する結論として、新しいスイングにチャレンジしていくというところにあったんだと思います。
松山選手のプレーを見ていて感じたのは、1打も無駄にする事なく、1打1打を丁寧に最大限ベストを尽くしていたというところ。その結果として「66」と言うスコアになり、順位もごぼう抜き出来たんだと思います。そういうところが、ワールドランキング上位を維持する強さなんだと、改めて感じました。
今日の「66」を出しても松山選手自身は引き締まった表情をしていましたが、それは自分自身への期待が高まってきている表れだと思いますし、ずっと調子も良いので実際に手応えも感じ始めていると思います。
結果だけではなくひたむきに1打1打を大切に、自身のゴルフに向き合っている姿に、改めてファンになりましたし、 これからもそんな松山選手の1打1打の積み重ねを応援し続けたいと思います。
ブルックス・ケプカの強さー
メジャーで勝つ選手と言うのは、やはり粘り強いゴルフをするなと思いました。3日目の状況にも文句を言わず、与えられた状況で最大限のベストを尽くすと言う事に徹する。寡黙に淡々と目の前のボールを丁寧に1打1打うっていく姿を見ていると、松山選手のプレーとも重なる部分を感じました。飛距離やショット力だけではなく、ケプカのゴルフにはそう言う魅力があると思います。
我慢する・耐えると言うとネガティブなイメージがありますが、そんな状況も受け入れた上でベストを尽くし、それを繰り返す。それが強さに繋がっているんだと思います。
全米オープン4日間を振り返ってー
この過酷な4日間を戦い抜くには、あらゆる引き出しを持っていないと、刻々と変化する状況に対応できない。技術もメンタリティも含めた「順応性」が重要だったと思います。その順応性を持つためには多くのスキルが必要であり、そこを試された4日間だったと思います。

松山英樹を見た証言~2018全米オープン編~6月24日(日) 午後4:00~午後5:00
第118回 全米オープンゴルフ選手権 閉幕
update - 2018.06.18
文/舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)「限界まで追い込まれるのが好きなんだ」。史上7人目の全米オープン連覇を成し遂げたブルックス・ケプカは、そう言っていた。
「限界」は全米オープンという過酷な大会の永遠のテーマだ。心技体すべての面における選手たちの力量を試し、脱落者を振るい落とし、大勢のゴルフファーの中からアメリカのナショナルチャンピオンを選び出すための大会として創設された全米オープンは「過酷なテストでなければならない」というのが大前提なのだから――。
メジャー大会が続々!ゴルフネットワークプラス

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